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第3回北九州市民映画祭上映作品情報!

第3回北九州市民映画祭上映ラインナップを上映順に紹介します!!
■映画はやっぱり映画館で!ナットクの6作品です!!

『笑う蛙』

2002年/97分
監督:平山秀幸/脚色:成島出/原作:藤田宜永

出演:長塚京三 大塚寧々 ミッキー・カーチス 國村隼 きたろう 三田村周三 金久美子 南果歩 雪村いづみ 本刈谷ユイカ
木賞作家・藤田宜永の「虜」を映画化。不倫・横領罪で逃亡中の銀行支店長・倉沢が逃げ込んだ別荘で、妻と鉢合わせする。離婚届に判を押すことを条件に納戸に匿ってもらうが、偶然見つけた節穴から、妻と愛人の情事、次々訪れる身内の色ボケ、欲ボケぶりを覗き見する。女の情念としたたかさ、欲望と嫉妬に身悶えする夫の悲哀は、摩訶不思議な男女関係の深淵を見せる。倉沢は妻に見捨てられ、去って行く後ろ姿に妻が呟いた言葉とは、そして逃亡中の倉沢の運命は……。挿入曲の津軽じょんがら節、エンディングテーマの春夏秋冬、そして1日の終わりを告げる「蛙の鳴声」が効果的。

『D×TOWN スパイダーズなう』
2012年/84分
監督:青山真治
出演:五十嵐隼士 足立理 ノーマ 渋川清彦 斎藤洋一郎 光石研
九州・小倉。 満員の客席の前で演奏する、女性ヴォーカルのニーナ、ギター・ヴォーカルのマサル、キーボードのナダ、ドラムスのタツアニの4人のアマチュアバンド《スパイダーズ・フロム・アース》。ある日、ニーナだけが東京にスカウトされて上京し、タツアニは他のバンドに呼ばれ、マサルはやる気を失くし、バンドは解散状態に。そんななか、ナダは角打ち店で出会ったシゲオから“龍の洞窟”という地元では有名な伝説を知り、出かけて行くのだが…。昨春、北九州市で撮影された連続テレビドラマのために撮られた作品をディレクターズカット版として再編集し、国内初上映!青山監督ならではの北九州風景の切り取り方が面白い!

『ふがいない僕は空を見た』
2012年/142分 ※R18+

監督:タナダユキ
出演:永山絢斗 田畑智子 原田美枝子 窪田正孝 三浦貴大 銀粉蝶 山中崇 山本浩司
2011年本屋大賞2位、第24回山本周五郎賞を受賞した「性」と「生」を真正面から描いた窪美澄の小説を、タナダ監督が正面から切り込み、現代社会の一面を赤裸々に描いた作品。高校生の親友2人。ひとりは助産院を営む母と2人暮らしで、アニメ好きの主婦とのコスプレ情事の映像流出、写真のバラ撒きで、さらし者になる。もうひとりは団地での極貧生活の中、痴呆の祖母の面倒を見ながら勉強とバイトで頑張るも周囲からさげすまれている。彼らの中にある“ふがいない”自分たち、未成熟の中にある自負と苛立ちが表現されている。主婦役の田畑智子は本作で毎日映画コンクール主演女優賞受賞、2012キネマ旬報日本映画ベストテン7位に輝いた。

『任侠外伝 玄海灘』
1976年/122分 ※R15+
監督:唐十郎
出演:安藤昇 宍戸錠 李礼仙 根津甚八 真山知子 小松方正 天津敏 石橋蓮司 常田富士男 唐十郎
鮮戦争当時、米軍の一員として釜山に渡った沢木と近藤。民家で沢木が韓国人の女を絞殺し、その女の死顔の美しさに近藤が劣情を催し死姦する。暗い秘密を秘めて帰国後25年、やくざとなり韓国人密航、人身売買に手を染めた2人の前に現れた密航女は、かって釜山で殺し犯した女とそっくりだった。その女に恋した近藤の手下の性的不能者である若者、さらには謎めいた韓国人が入り混じり、登場人物の運命は下降の一途をたどり、地獄めぐりの修羅場を迎える・・・。演劇界の異端的な大御所である唐十郎の唯一の映画監督作品である本作は、映倫のいわゆる「R指定」となった第一号作品という「冠」を頂戴した。

『斬り込み』
1995年/103分
監督:福岡芳穂
出演:世良公則 内藤剛志 中村久美 菅原文太 中尾彬 大杉漣 徳井優
京の深川。幼い頃、任侠ヤクザの父を抗争で亡くした新三は、父の親友・辰巳にひきとられ、今は小頭として若いトビ職人や町の人々から慕われていた。そんな彼が住む長屋の地主・藤川が株の投資に失敗し、多額の負債を抱えてしまう。ところが、その裏には東京進出を狙う関西の暴力団・阿久津組が動いていた。さらに、阿久津は辰巳の1人息子で、親子の確執の末、家を飛び出してヤクザ者になった祐吉を刺客として雇い入れていた…。ヤクザ映画専門館の新宿昭和館で封切られたのも話題となった任侠アクション! 開発の危機にあう人情漂う下町を舞台に、パンクなキレぶりの内藤剛志、任侠映画の王道・菅原文太、歌手から役者へ見事な脱皮を果たす世良正則など見どころ満載!

『一条さゆり 濡れた欲情』
1972年/ 69分 ※R18+
監督:神代辰巳/撮影:姫田真佐久
出演:一条さゆり 伊佐山ひろ子 白川和子 粟津號 高橋明  絵沢萠子
活ロマンポルノの初期を代表する1本であり、成人映画として初めてキネマ旬報のベスト10に選ばれ、日本映画の異端が新たな一歩を印した作品。また、ロマンポルノの認識が変わり始め、神代辰巳をメジャーな監督に押し上げた。関西ストリップ界の女王・一条さゆり自身が出演し、ライバルの踊り子、そのヒモたち、したたかに図太く生きる彼らの日常が、滑稽さと悲哀をこめていきいきと綴られる。一方、ストリップ劇場にしばしば巡察に来る刑事たちは戯画化され、何度摘発されても懲りない芸人たちの反抗の対象としては、存在感は乏しいがどこか可笑しい。今は遠き“70年代初めの反骨心”は、なんともかなり過激である。


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2013.04.20 Saturday 11:43 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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